コロナウイルスで選挙活動も一変しつつあります。アメリカでも民主党は大統領選挙どころではなくなり、ますますトランプ氏の独走と言われています。日本では直近の大きな選挙では、4月26日投開票の静岡4区の補選があります。実質、自民党公認・公明党推薦新人前静岡県議の深澤陽一氏と立憲民主党・国民民主党・共産党・社民党推薦の無所属・元東京都議会議員田中健氏の一騎打ちです。あの籠池氏もN国から立候補といわれてます。SNS対策はともかく、いわゆる人海戦術・集会等の運動ができない、やりにくい中、深澤氏が先行している模様です。おそらく、今後告示と共に差は開く可能性があります。衆議院の選挙は不公平で、無所属の候補は政見放送ができない、政党分のポスター、ビラ、ハガキ等が配れない等の大きなハンディがあります。この中で、有権者の自宅待機が多い状況では政見放送ができない、というのはかなりの痛手でしょう。ネット戦術も激しくなりそうですが、政党公認候補と無所属候補との運動手法の質的な区別は、こうした事態では大きな票差につながると思われます。