サンデー毎日今週号に総選挙最終予測を掲載しています。静岡の補選は共産候補がいて野党が分裂していたにもかかわらず、野党候補が勝ちましたね。川勝知事が応援に入ったとはいえ、この差は自民党にはショックな結果だったと思います。さて、各マスコミの最新の世論調査結果、様々な調査結果、分析等、勘案すると、自民党は小選挙区で26減。比例で2増で、24減の252議席。政党支持率は回復・上向きにはあるものの、小選挙区の激戦区では接戦・苦戦を強いられている選挙区がかなりあります。公明党は注目の北海道や東京、広島などで善戦。小選挙区1増、比例2増で3増の23議席。自公を足すと284で、絶対安定多数の261を上回ります。保守・革新で分類すると保守の維新は小選挙区で8増、比例で7増で15増の26議席。因みに自公+維新は310議席となり、圧倒的多数(2/3)310となり、憲法改正発議が可能となる数字です。しかも無所属当選見込み11名の内、数名は自民党入りが確実とみられているため、310確保の可能性は高いと思われます。立民は小選挙区では19増と大幅に伸ばすものの、比例では振るわず13減で、6増の116議席。国民民主は3増の11議席。れいわ、社民は各1議席。いわゆる新党や、有名・著名人の立候補等のサプライズはなく、まあ想定範囲内の選挙戦が繰り広げられているといえます。時短解除=感染者数の激減は与党に有利に働くでしょうが、それでも議席減は避けられません。ただ政見放送や、政党CMを見る限り、立民がこれ以上伸びる気もしませんね。