総選挙議席予測
そもそも3月までは解散・総選挙はあるわけないはずですが、先週号のサンデー毎日で昨年から約束していたので、今、選挙をしたら、という前提で各党の議席予測をしてみました。まずは自民党。18減で242。意外と減らないと思う方がいるかもしれませんが、小選挙区は誰かが落ちるということは誰かが受かるということ。自民は逆風ですが、野党に追い風という状況でもないのです。先日の八王子市長選でも大方の最終予想よりはるかに余裕で自公推薦候補が勝ちました。公明党は4減の28。特に大阪で激戦・苦戦が予想されますが、先の八王子市長選結果でみられるように自公協力が戻りつつあるのでそうは減らないでしょう。躍進は維新。しかし小選挙区では関西地区限定で他は厳しい様子。比例9増で11増の52。立民は小選挙区の候補者は手堅く12増。ただし比例は勢いがなく3減で9増の104。国民は小選挙区では変わらないものの、比例は組合の底力で5増で12。れいわは山本太郎の奮闘で与野党への不満層を囲い込み比例3増の6。共産党は久々の委員長、女性への交代でイメージアップでも比例1増11。当面、物価高、給与ほとんど上がらず等々で与党へのプラス材料はまず見当たらない。とはいえこれだけ内閣支持率が下がっても野党への期待、政権交代論が高まらないのも事実。次は春に予想したいと思います。