CNN(SSRS)最新世論調査(10/29)で、トランプ42%、バイデン54%で、その差は12ポイント。ちょっとこの時期でこの差はトランプに厳しい。すでに投票を済ませた期日前投票もトランプ34%、バイデン64%とほぼダブルスコアの差。女性層、非白人層では圧倒的にバイデンが強い。男性、白人にはトランプが強いと言えるが決して優勢ではなく互角に近い程度。日本とは選挙の仕組みがかなり異なるので、世論調査結果で推測は難しいとされるが、これだけ差があるとトランプの巻き返しはかなり難しいと思われる。もっともバイデンを推す人たちも、熱心なバイデン支持というよりは、NO MORE TRUMP!といういわば消去法でのバイデン支持が多いとされ、さらにバイデンが任期中になんらかの理由で退任し、ハリス副大統領が大統領になれば米国史上初の女性大統領誕生を期待する声も少なからずいるという解説もある。さすがにもうサプライズはないと思われる。