公示直前のマスコミ世論調査結果を見て

いよいよ、今週4日(木曜日)参院選の公示となります。先週末の、日経・テレ東、読売・日テレの世論調査結果を見ての感想を述べてみます。大体、選挙直前になると自民党支持率が減り、野党の支持率が増えますが、例えば日経・テレ東だと、比例にどの政党に投票するか?に限ってみると、自民党は44%(前回43%、以下同じ)、立民10%(6%)、国民1%(1%)、公明6%、共産4%(5%)、維新6%(7%)、となっています。読売・日テレでも同じく比例の投票先は、自民は下がっているものの40%(43%)、立民10%(8%)、国民2%(1%)、公明5%、共産4%(3%)、維新6%(7%)で、野党に勢いはみられません。年金問題も、日経・テレ東で、年金以外の自助努力で不足を賄うべきが62%を占め、読売・日テレでも年金に不安を感じているが83%占めてます。即ち、人それぞれとは言いながらも年金だけで老後安心という人は少ないわけで、その不安の実態と解消策を野党も提示しなければ、自民党票は減っても野党に票は回らないでしょう。