内閣支持率急降下
毎日、日テレ、共同各社の先週末調査結果が出てきました。大方の予想通り、安倍内閣支持率は大幅に減少(以下、毎日、日テレ、共同の順)、33%、31.3%、38.7%と軒並み10ポイント以上下げています。支持しない、は47%、53%、48.2%と、毎日・日テレは15ポイントの増加。一方、政党支持率は自民党が29%、33.3%、36.2%とこちらも軒並みダウンしているものの3~6ポイント減です。立憲民主党も13%、10.3%、11.5%と±0か1ポイント以下の±です。公明党は3%、3.7%、3.2%と与党ながら±0か0.4~5ポイント減。共産党は4%、3.9%、2.9%とこちらも-0・8~+1ポイント。野党が伸びているというわけでもないんですよねえ。
因みに日テレと共同は、次期自民党総裁には誰が相応しいかについて、(以下、日テレ、共同の順)安倍14.1%、21.7%、石破24%、25.4%、岸田7%、6.4%、小泉21.2%、23.7%、河野3.5%、2.9%、野田4.2%、2.2%となっています。安倍氏は急減していますが、小泉進次郎氏の上昇(日テレでは4.1ポイントアップ)が目立ちます。ただしこれは全国の国民向け世論調査なので、自民党支持者内の調査ではないので単に人気投票的要素として参考になる程度ですね。
ところで、レスリングパワハラ問題での谷岡志學館学長の記者会見には驚かされました。そもそも問題になっている当事者、最高責任者としての自覚、責任感が全くないんですね。あきれて言葉も出ません。森友、財務省問題もそろそろターニングポイントになってほしいものです。大体、財務省の改ざんでもはっきりしたのは安倍夫妻からの口利きはなかったということですよね。忖度云々は、官僚の忖度が働かない大臣、総理というのはよほど人望がないの一言に尽きるでしょう。トップが部下から忖度されることが悪いのではなく、あからさまに削除したり、書き換えたという”犯罪行為”ともいえることの事実が解明されることが大事だと思います。出世のために上司への忖度は永遠になくならないと私は思いますが、一度失った信用は簡単には戻りません。ましてや天下の財務省ですから。