去る5月24日に告示された新潟県知事選。野党系の池田千賀子氏は相変わらず、柳の下のドジョウ狙いで反原発一色。さらに池田氏応援の菊田まきこ代議士が候補者以上に目立った選挙運動を展開しています。(池田陣営の確認団体ビラの片面に衆議院議員菊田まきこ氏の顔写真だけが!知事選の確認団体ビラで一人の政治家の肩書・写真を掲載する、これはかなり異例なことです。)与党系は元新潟県副知事、前海上保安庁次長の花角英世氏。観光庁にいた経験から告示日は、離島の粟島からスタートしました。

今回の選挙戦を見ていて感じたのは、地元紙の新潟日報が極めて公平に両者を扱っているということです。2004年の泉田氏の知事選の時とは大きく異なった印象を受けました。もちろん、時の権力や為政者に批判的というのはジャーナリストの常だと承知していますが、私の同紙に対する“偏見”は完全に変わりました。6月10日の投票日の結果が注目されます。