沖縄知事選敗戦分析と新潟市長選結果

沖縄知事選は①弔い合戦、特に中盤戦以降の故翁長夫人の登場②玉城デニー氏の知名度の高さ③地元マスコミによる自民・公明・官邸総動員=佐喜真vs地元草の根・手作り選挙=玉城という喧伝④前宜野湾市長vs前国会議員のイメージ⑤世界一危険な普天間基地移転より辺野古移転阻止にマスコミがシングルイッシューに絞った感あり⑥皮肉だがアベノミクス効果・インバウンド効果で、少なくとも那覇市内には不景気感がほとんどない=故翁長知事・城間那覇市長に対する県民の不満が少ない等々あったが、新潟市長選結果で見えたことは、野党が一本化され、保守が2~3に分裂しても自民推薦候補が当選したという事実。負けた野党統一の小柳候補は政令市長候補としては31歳で若すぎた等のマイナス要素もあったが、それは候補者次第で保守分裂しても野党統一候補には勝てたというケーススタディにはなったと思う。参院選予測の参考になる結果でした。