参議院選挙議席予測

明日、発売のサンデー毎日で、選挙区別・比例の参議院選挙議席予測を掲載します。
先週末の世論調査結果をもとにマスコミ各社も予測記事を掲載し始めてますが、最近のマスコミ調査は、固定電話調査(まあ固定電話を持っている、使っている人たちが急減しているので、たとえ完璧なRDDでもってしても世論の縮図にはなりえなくなっているのが実情。ただし、米国等と異なり我が国は携帯電話番号等の情報管理がかなり厳しい(購入できない)こともあり、携帯や、ネット調査もそれなりのバイアスがかかるので、本当はハイブリッド調査で総合的に判断する必要が迫られている)けだし、ネット調査では、比較的若年層30~40代、女性よりは男性層の声が反映されやすい、とか携帯電話調査もネット調査とほぼ似通った傾向が出やすいとかのバイアスは、警戒、加味しなければなりません。ネット調査や携帯調査のみだとおそらく、例えば参政党は10議席に届くかもしれませんが、まだそこまでは、というのが実感です。様々な分析がありますが私は自公(与党)で50議席は超えると思います。野党は維新は大阪以外はやや頭打ち、立民は微増、国民民主は大幅増、れいわ、参政はそれなりに増、共産は微減とみています。参政党は比例に限らず、首都東京でも議席獲得する勢いです。自民はもちろん減らしますが、与党は非改選75議席という”貯金”があるので、過半数は維持できそうな感があります。明後日9日のトランプのチキンレース的恫喝期限の結果次第では、何とも言えない要素も多々あります。ここでは明後日の関税期限の結果をみて、最終の議席予測をしてみたいと思います。