いよいよ岸田内閣退陣、自民党新総裁=新総理誕生へ。まだ全部の顔ぶれが出揃ったわけではありませんが、個人的な人間的な付き合いは差し置いて、選挙プランナー目線で、今回の総裁選を見てみたいと思います。まずは、自民党がとにかく再起動した、と実感させるためには何と言っても新鮮味が第一。なので、石破氏、茂木氏、河野氏、高市氏はちょっとその点が厳しいかなと。また、おそらく、日本丸が一番、安定というか安心感があるのは、地味ですが、林氏、(まだ出馬表明前ですが)加藤氏、斉藤氏あたりでしょう。米国大統領選は状況一変してハリス氏が優勢になりつつありますが、日本はそもそも女性進出が遅れているというレッテルを貼られているので、(まだ出馬表明前ですが)上川氏でも刷新感は出ますよね。そして小林氏は、これまでの派閥バランス重視的総裁選だったら出てこれなかった刷新感は抜群。そして、一昨日の銀座、昨日の桜木町で聴衆を満杯にした小泉氏は、史上最年少総理の誕生というキャッチだけでも立民代表選とは大違い。また各候補について総理候補の質云々という評論家も多いようですが、例えばトランプ氏やハリス氏がそんなに政治家としての資質が高いか否かは大きな疑問。11月ともいわれる総選挙。立民は枝野氏が代表になれば、だれが総理でも自民はそうは負けない。野田氏なら小泉氏かな。ワクワクする総裁選になりそう!