いよいよ来年は統一地方選挙です。もっとも各種選挙区事情で、必ずしも統一ではなくなってはいますが。公選法の改正とか、ネット解禁といった事情以上に、コロナ禍や、遅れ気味とはいえ社会のDX化等に伴い、選挙手法もここ数年で急速に変化し始めました。もちろん、地上戦が主流に変わりはありませんが、例えばネット/SNS戦術では地方選でも告示直前のフェイスブック(インスタ)広告が普及し始めたり、都道府県議や首長戦レベルになれば、情勢調査も普通に実施され始めたといえます。ただこれらの”武器”はピンキリなため、依頼する会社等は厳選しないと意味がありません。またやっとコロナ禍も”一段落”で、選挙戦も元に戻りつつあります。まあ一部戻らない戦術も出ていますが、各々の選挙区に敵った新たな手法は吟味の上、導入されるといいでしょう。私の地方選挙実践マニュアル(第一法規刊)も、参院選を終え、最新、最強の選挙事情、手法を網羅すべく全編見直し、手を加え終えたところです。来月中には全面改訂版発行の予定です。コンプライアンスの徹底順守も今時選挙の必須項目です。