22日投開票の沖縄市長選は、大方の予想以上に保守系(自民・公明・維新推薦)の桑江氏が、翁長知事系の諸見里氏を15000票以上の大差で破り当選しました。これで2月の名護市長選、3月の石垣市長選に続き、保守系は3連覇したことになります。翁長知事の病状は浦添病院での手術はもう手が付けられない状況だったという情報も流れており、後継指名の段階に入ったと言われています。保守系候補も10名以上の名前が上がっていますが、知事選の繰り上げが予想されるため、その選考も連休明けがヤマ場とも言われています。自民党、公明党の連携と、沖縄の主要経済界とが一本化、さらに下地氏の維新が加われば、次の知事選は候補者次第で保守系が勝てる見込みが出てきたと思います。

野党新党の動きも急ピッチで概要が見えてきましたが、候補者の野党一本化には程遠い状況といえそうです。内閣支持率、自民党支持率共に安倍政権にとっては厳しい世論調査の数字が出ていますが、立憲民主党や、民進と希望との新党を含め、野党への風も吹きそうな気配は全くありません。沖縄は、失われた翁長県政時代を取り戻す人の登場に期待したいと思います。因みに、新潟も6月に知事選ですね。