参院選と都議選

石破内閣支持率は下がり気味。10万円商品券問題もこのままでは自民党から票が逃げるばかりです。とはいえ、野党第一党の立民は、国民のくらしや防災、安全保障等、重要課題について、とても次の政権を担うような政策、覚悟は見られません。国民民主と、れいわはそれなりに生活に寄り添った政策、主張は支持されています。維新は、大阪はともかく少なくとも関東ではブレイクする気配は全くありません。公明党は防戦。共産党は赤旗スクープがある割には票には結びつかず。参政党、保守党、デヴィ新党は比例で一議席確保は微妙。社民は頼みの九州でも勢いがありません。ということで、自民も散々ですが、自民から離れた票の行方も混とんとしているのが実情です。数字だけみれば、国民民主とれいわは議席増。自民、公明は議席減。立民、維新は横ばい。共産は微減。都議選は石丸氏の露出はないものの都議候補の顔ぶれをみると要警戒。複数区では既存の政党への批判票が流れる可能性はあり、ですね。そろそろお金とか政治倫理ではなく、国民の命、くらし、雇用、防災、総合安全保障等々で候補者、政党を選択できる選挙戦になってほしいものです。