選挙プランナーという目線だけで、解散の可能性を検証してみました。解散は時の総理の専権事項ですが、①勝てるから解散する②負けそうにないから解散する③解散せざるをえないから解散する等々の選択肢があると思われます。もちろん、各々解散の大義名分があるという前提ですが。年内に解散しない場合、次の選択肢はおそらく来年のオリパラ後になるでしょう。7月の参院選の台風の目の一つは、れいわ新撰組でした。N国は議席は得たものの萎んだ感があります。しかし山本太郎氏のれいわは不気味な人気があることは否めません。しかし、何事も準備期間が必要です。年内だと、準備も整わず、野党の代表も今の顔ぶれなら、支持率が急上昇することもないでしょう。直近の内閣支持率、自民党支持率を見れば、今なら②の選択肢の俎上には載ると思います。絶対ないとはいえない解散。10月の消費税増税後の世論調査で大きな変化が見られなければ、少なくとも選択肢としての可能性はゼロではないと思います。